賃貸運営は お部屋が決まった時点で
安心するのはまだ早い。
お部屋を快適空間にするために
『 お部屋のダニ・カビ・結露対策。環境維持の心がけ。 』
知っておくべき管理の常識・非常識
お部屋の環境維持の大切さを掘り下げます。
ポイントを押さえて 快適空間を維持するために
入居者さんへ お知らせする情報として
活用頂ければ幸いです。
お部屋のダニ・カビ・結露対策。環境維持の心がけ。
お部屋の環境維持の大切さを ポイントを押さえて 快適空間を維持するために 入居者さんへ お知らせする情報として 活用頂ければ幸いです。
お部屋のダニ
お部屋のダニは 湿度や温度が高くなる梅雨が増加する季節です。
最近では お部屋の気密性が高くなって 冬もエアコン等で温度も高く 加湿器等で 湿度も高くなる傾向にあるので 一年中 ダニが 増加する環境が整ってしまっている可能性があります。
【 ダニの被害 】
・ダニに刺される。ツメダニに刺されかゆくなる。
・ダニの糞や死がいなどで アレルゲンとなり アトピー性皮膚炎や喘息の原因になる。
【 ダニの好み 】
・温度が20~30℃で 暖かい環境
・湿度が60%以上で 湿った環境
・栄養源が豊富(ダニの糞や死がいなど)
【 対策 】
部屋の湿度管理と掃除の2点が 重要な対策となります。
・生きたダニは 薬剤等にて 死滅させ 掃除機で除去する。
・マットレスは床に直敷きせず 床面に すのこなどで 隙間を作る。
・ベッドは 換気のため 壁に隙間を作る。
・布団やまくらは 乾燥させ シーツは 適宜取替え 清潔に保つ。
・掛け布団は 乾燥させる。
・畳・カーペットを適宜掃除し 掃除機などで 清潔に保ち栄養源をなくす。
お部屋のカビ
カビ菌には 人間にとって有害な菌がいくつもあります。
健康な時は 体に害は少ないのですが 多量に吸い込んだり 体の免疫力が下がっていると 感染症やアレルギーを引き起こす原因にもなります。
【 カビの被害 】
・カビで 皮膚が侵され 水虫・皮膚カンジダ症などの原因になる。
・カビで 内蔵が侵され 気管支肺アスペルギルス症・クリプトコッカス症などの原因になる。
・アレルギーの原因になる。
【 カビの好み 】
・温度が20~30℃で 暖かい環境
・湿度が80%以上で 湿った環境
・酸素が必要。
・栄養源が豊富(ホコリや汚れなど)
【 対策 】
部屋のカビの栄養源・水分・温度・酸素の4つの要素が重要な対策となります。
・扇風機等にて 部屋の空気を循環させる。
・押入れ・クローゼット下駄箱などの扉を開けて 換気する。
・適宜掃除し ほこりを掃除機などで 清潔に保ち栄養源をなくす。
環境維持の心がけ
お部屋空間の温度・湿度によって 結露が発生 カビやダニなどにとって 住みよい環境が整ってしまいます。
人にとって 良い環境を整えるために 環境維持には 2点の心がけが 大切です!
換気は大切。
ダニやカビには 換気による温度・湿度の調整が大切です!
窓を開けるなど 自然換気で 温度湿度の調整を行う。
扇風機などで空気を循環させ 温度湿度の高い場所。
押入れや収納などの扉を開けて 温湿度の調整を行う。
すでに カビが発生している場合は 胞子を散らさないように 掃除をしてから 換気等を 行いましょう。
掃除は大切。
ダニやカビには 掃除による栄養源をなくすことが大切です!
・掃除でダニ・カビの栄養素を減らす。
・ダニを死滅させ 掃除をする。
・カビを殺菌し 死滅させ 清掃する。
ダニの場合 掃除機で吸う清掃は フンや死がいなどは 取り除けますが 生きているダニは 掃除機では 吸えない場合がありますので まず 薬剤などで 死滅させて 清掃する必要があります。
ルーティンを作りましょう。
換気や掃除の大切さは おわかり頂けたでしょうか。
ルーティーンとして 対応しましょう。
わたしも 大切さはわかっていても
つい後からしよう。
ついつい明日しよう。
などと 後回しにしてしまう換気や掃除。
ルーティーンとして 対応しましょう。
具体的には
・朝起きて 仕事や外出の支度をする間は 窓おあける。
・休みの日は 起きたらまず 掃除機をかける。
などなど
自分ルールを作って 日々の換気や掃除を 継続できるように ルーティンが 身につくまでは 紙に書いて 必ず見る場所に貼って 快適空間を維持するために 取り組みましょう。
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