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【賃貸クレーム】カビが発生。結露がひどい。対応方法
賃貸運営のなかで 建物管理の部分で よく耳にする お部屋のクレーム! 判断基準を確立し 住みよい環境を提供できるように 適切な対応を心がけましょう。
お部屋のクレーム『 結露がひどい。 』 『 カビが発生した。 』など 入居者さんからの不具合の連絡を カビの発生は 入居者さんの生活環境しだいと 確認することなく放置すると 『 カビで健康被害を被った! 』 など 加害者の立場になってしまい 大変な事になる場合があります。 しっかり 状況の把握と確認を行って 説明対応含め 無駄な争いにならないように 快適空間を 提供するために 対応方法・考え方について 深堀りしてまいります。
賃貸運営している中では 入居者さんに使用して頂いて 伝えて頂かなければ 分かる事のない専用部分の不具合は 伝えて頂けるからこそ 被害拡大する前に 対応できる機会を与えてくれた 感謝に値する 改善のチャンスです。
長く快適に住んで頂くためにも しっかり 状況確認 把握をし 適切な改善対応を行う事を 心掛けましょう!
※ 善良なる管理者の責任を 果たして頂き 感謝です!
放っておくと大変な事に!
カビで 健康被害 大家さんの問題か?
引越し費用の請求など 損害賠償請求をされる場合があります!
入居中のお部屋の中の状況は なかなか知る事が出来ないのが 現状です。
そんな中 『 結露がひどい 』 『 カビが発生する 』 『 健康が気になる 』などの相談は しっかり受け止めて 対応しましょう。
相談されると言うことは 入居者さんは 困っているのは 間違いのない事実です。
真剣に 状況を確認し 原因と対策を講じるとともに 結露のメカニズムも含め お伝えし 共に改善の取り組みをすることが重要です。
クレーム対応から感謝される対応を目指しましょう。
生活上 発生・蒸発する水分の量が 大きな要素なので 相談頂いた際には しっかり現地確認し ご説明して 原因によっては 生活環境を改善できるようにご協力頂きましょう。
結露がひどい。カビが発生。
結露を 仕方ないで 済ませてしまうと 大変なことに!
これらの 相談を頂いた際には しっかり 現地確認し 建物等に問題なければ 結露の発生について 説明し 生活環境の改善に ご協力頂きましょう。
カビで 健康被害と言われたけれど 大家の問題?
引越し費用の請求など 損害賠償請求をされるた経験がある方もおられるみたいね。
窓のカーテンが 濡れて カビが生えた。
窓の木枠が濡れて 変色したり カビが生えた。
壁のクロスが濡れて カビが生えた。
家具などの裏側が 湿気がひどく カビが生えた。
部屋が カビ臭くなった。
のどが 痛くなった。
アレルギーが 出てきた。
結露の発生メカニズム・原因と未然に防ぐ対策
【結露の発生原因】
窓やサッシ 壁などに 水滴を付ける結露。
条件が揃うと 発生してしまいます。
① 室内と屋外の温度差が大きいこと
② 室内の湿度が高いこと
■結露の原因:室内外の温度差と湿度の高さ
結露ができるメカニズムの具体的な現象としては 冬の間 暖房によって家の中は ぽかぽかに暖められます。窓を閉め切ることも多いため 人が生活して 発生する様々な湿気も お部屋の中に こもる状況となっています。室内の暖かく湿気の多い空気が 窓から伝わってくる冬の冷たい外気に冷やされた ガラス窓や壁に発生するのが結露です。
結露する現象は 自然現象なので 基本的には避けられず 窓や玄関の扉など 屋外との境目となる場所に 水滴がついてしまいます。しかし 室内外の温度差と湿度の高さは 生活環境を改善できる要因なので 対策することで 結露する現象を発生させないことが可能となります。
温度差が付きやすくなったのも 昔の木造住宅など 気密性が低い建物であれば 結露は少なく 昨今の気密性の高い建物の構造が 結露が多くなってきた要因の一つと言われております。※各種材料・資材・工法等で 結露対策は 日々進歩しております。
【結露の発生原因:大家さん対応検討必要】
・屋外からの水の侵入( 建物不具合 )
建物の外部のクラックや目地 屋上・ベランダの屋外のクラックから室内への漏水。
このように 漏水が結露の原因であれば 大家さんの修繕義務と考えられますので しっかり 早期対応を行いましょう。
【結露の発生原因:入居者さんの生活環境改善必要】
・洗濯もの等の室内干し
冬は加湿にもなるので 部屋干しをされる方もおられますが お部屋の中の空気中の水分は 確実に増えています。
・ストーブ・調理等で お湯を沸かす。
換気不が不十分の場合は 水分は増えています。
・自然換気等を行っていない。
外が寒いこともあり 外気の換気を行わないと 水分は増えていることが考えられます。
・加湿器の過剰な使用。
冬は空気が乾燥するので ついつい加湿器を使いがちです。50〜60%の湿度があれば十分だと言われていますが 加湿器を作動させ続けると 空気中に 強制的に水分を供給しているので 過剰な水分量になってしまう事が考えられます。
【 未然に防ぐ方法 】
・換気を行う。
・サーキュレータ( 送風機 )で 空気を拡散させる。
サーキュレーターや扇風機で 窓に風を送風するのも予防につながります。窓や外壁面の壁の近くの 風を動かすことで 空気中の水分が 凝結するのを防げます。
・窓にエアーキャップや防湿フィルム等を貼る。
専用の防湿フィルムや 吸水シートを貼るのもおすすめです。窓の下部に貼り付けて 水滴を吸収するものや ガラスに防湿シートを貼って 結露を防ぐものなど 色々優れものが 販売されています。
・除湿機・除湿剤を置く
結露除去の対応
結露の発生理由 原因と未然に防ぐ対策を紹介してきましたが それでも結露ができてしまった場合には きちんとふき取らなければなりません。
【 ふき取る方法 】
・雑巾でふく
※下から上に向かってふき上げる事で 下部の木枠などが 濡れにくいです。
・新聞紙でふく。
※そのまま捨てることが出来るので重宝します。白い壁等は インクが付く可能性があるのでNGです。
・吸水性の高いクロスでふく。
※水がたれにくく 便利です。
・ワイパーで水滴をとる。
※結露をとるための専用の持ち手部分がタンクになったワイパーを使ったときは便利で 感動しました。
カビ除去の対応
対策としては 乾燥した空間 湿度を高くしない 風通しを良くして湿気をこもらせない など カビの発生しやすい状況をなくす!につきますが カビが発生してしまったら?
カビを除去するには 『 アルコール除菌 』が効果的です。
水分をとったあとに アルコールを吹き付け キッチンペーパーなどで 表面の カビをこすり落とせば 完了です。
カビを放置してしまうと 簡単に除去する事が難しいので 早めにカビを取り除くことが 重要です。
初期のカビは 水でふき取る。
ガラス面・サッシや壁紙のカビは 初期の段階なら 水拭きだけでも十分取り除けます。
それでも落ちないときは ガラス用の泡タイプの洗剤を使うと ほぼきれいに取れます。
※薬剤は 使用箇所・材料など含め 使用上の注意事項を 商品ごとに確認が必要です。
パッキン類のカビは カビ取り剤で除去・ふき取り。
ゴムパッキン類のカビは 頑固です。
カビ取り・防カビ剤などの強い洗剤が 必要な場合が多いですが こちらも 初期の対応を 怠らなければ 除去可能です。
※薬剤は 使用箇所・材料など含め 使用上の注意事項を 商品ごとに確認が必要です。
結露を甘く見ると 痛い目に。
結露は 発生原因を 正確に確認含め聞きこみが 重要です。
これを 怠ってしまうと 改善必要な不具合の原因が見逃されて 改善されるまでに 時間がかかってしまい 入居者さんに ご迷惑をおかけする事になります。
カビで 健康被害 大家さんの問題か?
入居者さんと管理会社さんや大家さんで 共に改善の取り組みをすることが重要です。
クレーム対応から感謝される対応を目指しましょう。
・屋外からの水の侵入
建物の外部のクラックや 屋上・ベランダの屋外のクラックから室内への漏水。
この理由であれば 大家さんの修繕義務と考えられますので しっかり改善対応を行いましょう。
【結露の発生原因が入居者さんの生活環境による場合】
結露の発生するメカニズムから最善の対策を
行い快適な居室空間をつくりましょう。
本稿のフォロー記事として 食器裏のカビの対策として
下記リンクにて 公開していますので ご覧ください。
本稿のフォロー記事として 壁の結露対策として
下記リンクにて 公開していますので ご覧ください。
本稿のフォロー記事として IHの汚れ落としについて
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